JwCADで引いたパターンを分割印刷

自分用の備忘録として・・・

 

原寸パターンは、基本的にA4プリンターで印刷できる範囲を超えてますよね。

それをいかにして家庭用プリンターで出力するか!

 

手順としては、

1.JwCADで作図

2.作図したものにトンボをつける

3.作図したものをPDF化する

4.3のPDFをJPEG化する

5.4のJPEGファイルをA4毎に分割したPDFファイルに変換

6.プリンタで出力

 

という風になります。めんどくさ!!笑

 

でもA0プリンタなんて個人で買えないし、

せっかく作図したんだから出力したいしってことで、やってみました。

 

 

こんな作図が

2ファイル→印刷

 

 

こういう風に分割して出力されるので、

22出力したものを並べた図

 

 

あとはトンボに合わせてうまく貼り合わせればパターンができます。

ツメが甘いとこもあるけど、無料でやるなら十分かなー。

 

 

1.JwCADで作図

 

まずはJwCADで作図します。

 

洋裁でJwCADを使ってみたい方には、こちらのブログが参考になります。

 

 

 

2.作図したものにトンボをつける

 

作図の清書レイヤーとは別のレイヤーに、A4サイズ毎のトンボを打ちます。

1別レイヤーにトンボを書く

 

 

 

私はそれぞれの紙のサイズに合わせてA4単位で分割したトンボを、

図形登録してすぐ呼び出せるようにしておいています。

番号も振っておくと、印刷後のパターンを並べるのがラクになります。

 

 

 

 

 

3.作図したものをPDF化する

 

次に、作図したものをPDFで出力します。

私はフリーソフトCube PDFを使用しています。

インストール方法はこちらで詳しく書かれてます。

 

手順としては、

まず「ファイル」→「印刷」を選びます。

2ファイル→印刷

 

 

プリンタはCubePDFを選び、「OK」をクリックします。

3プリンタにCubePDFを選ぶ→OK

 

 

するとJwCAD上部のメニューが、印刷用のメニューに変わります。

そこで「プリンタの設定」をクリックし、用紙サイズ、印刷の向きを選びます。

4プリンタの設定→用紙サイズ・印刷の向きを選択

印刷サイズは最初に打ったトンボと同じサイズを選びます。

 

 

次に「範囲設定」をクリックして、図面の印刷範囲を設定します。

5範囲設定→基準点を左・上に→倍率100%→印刷範囲をトンボの角に合わせる

 

基準点は「左・上」に、倍率は100%にすると良いです。

範囲設定をクリックすると範囲分の長方形が出てくるので、それをトンボの角に合わせて右クリックし、

範囲を決定します。

 

 

 

印刷設定が終わったら、ようやくCube PDFの出番です。

 

メニューバー左上の「印刷」をクリックし、

出力ファイル名を入力し、変換をクリックします。

6印刷→出力ファイル名入力→変換クリック

 

 

変換が終了すると、自動的にPDFファイルが表示されます。

7変換後のPDFファイルが表示される

 

 

 

4.3のPDFをJPEG化する

 

 

このPDFファイルを、一旦JPEGファイルに変換します。

なぜかというと、このあと使うポスター印刷用ソフトが、JPEGファイルでないと使えないからです。

 

JPEGにするには2つあって、

 

1)Adobe ReaderなどでPDFファイルを開いて、

クリップボードにファイルをコピー」→画像編集ソフトで「クリップボードからファイルを作成」

 

という方法と、

 

2)専用ソフトを使用して、PDFファイルをjpeg変換する

 

という方法があります。

 

前者はソフトが無くても通常の環境であれば簡単にできるかと思いますが、

仕上がりがとても粗いです。

14ただ、そのままコピーだとなんか粗い

 

 

 

一方後者は、ソフトのインストールなどが必要になり、

私の知っているソフトの場合はデモ版ではデモ印が印字されることになりますが、線がやはりキレイです。

15やっぱり専用ソフトでjpeg変換した方が線はキレイ(フリー版のため印字が加わる)

 

 

 

そんなわけで、今回は専用ソフトを用いてjpeg変換する方法を使います。

 

 

私が使っているのはUniversal Document Converter(日本語版)です。

以下UDCとします。マニュアルも↑のページ参照で。

 

無料のデモ版は、JPEG変換後のファイルにデモ印が入ります。

しかしデモ印が入るのは決まって右下なので、パターンの配置によってそれを避けることも可能です。

 

 

例:A1版で収まるパターンをA0版で左寄せに配置して出力した場合

 

元の作図がこうだとして、

18左側に作図を配置してみた。

 

 

上記の1~3の操作を済ませてPDF化したとします。

19左寄せPDF(A0)はこんなかんじ

 

できあがったPDFファイルを、UDCを用いてjpegに変換します。

 

UDCを使用する場合は、PDFファイルをAdobe Readerなどで開いた状態で、「ファイル」→「印刷」を開き、

プリンタはUDCを選択します。その後はそのまま印刷します。

16UDCを使用する場合はPDFの印刷画面から使用するプリンタを変更する

 

 

するとjpegへの変換が始まります。変換後のJpegファイルにはデモ印が押されます。

 

20これをjpegにしたらデモ印がちょうど外れてくれました

 

今回の場合は上手い具合にデモ印をパターンから外すことができました。

 

 

5.4のJPEGファイルをA4毎に分割したPDFファイルに変換

 

4で変換したjpegファイルは大きなサイズ(A0やA1など)のままです。

これを家庭用プリンターでも出力できるように、A4単位で分割したPDFファイルに変換します。

 

PosteRazorというフリーソフトを使うと、jpegファイルをポスターのように大きく印刷することができます。

日本語ではこのブログがわかりやすいです。

 

 

元々は写真をポスターのように大きく飾れるようにと利用されているソフトのようですが、

この性質を使って図面の印刷を行います。

 

 

まずPosteRazor起動し、分割したいjpegファイルを開きます。

8PosteRazor起動→jpegファイルを開く

 

 

次に用紙サイズ・余白を決めます。

9用紙サイズ・余白を決める

 

 

重なり合う部分の幅および位置を設定して、

10重なり合う部分の幅および位置を設定

 

 

縦・横の印刷枚数を整数に設定します。左には分割印刷イメージ画面が表示されます。

11分割印刷イメージ画面が表示される

 

 

ファイル名を設定し、保存して完了です。

12分割ファイルを保存する(PDFで保存される)

 

 

大きな用紙サイズだったものが、A4毎に分割されたPDFファイルができました。

13A1がA4で分割されたPDFファイルができあがる

 

 

 

6.プリンタで出力

 

いよいよ出力です。実際に出力するとこんな風になります。

22出力したものを並べた図

 

 

近くで見てみるとこんな感じ。

23出力したものの詳細

 

印刷されたものには重なり分があるので、

トンボにあわせて上手く貼り合わせればちゃんとパターンができます。

トンボを打った時に、番号も振っておくと貼り合わせがラクです。

 

まあ、この貼り合わせ作業がすごーく苦手なのですが・・・

セロテープより、サージカルテープなどのように紙や不織布製の物の方が貼り合わせ時に使い勝手が良かったです。

 

手で引いた方が早いこともあるし(JwCADはアパレルCADではないので、袖ぐりなどを引くのがめんどい)、

CADで書いちゃう方が早いという場合もあるので、

うまく使い分けていけたらなと思います。

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